私の名は天馬ふぇみお凌辱モノ専門エロ漫画家として社会の底辺で清く貧しくを、いやを勤しむ愛の使者である。

 今日も、この世から性犯罪で苦しむ被害者を少しでも減らしたいとの純粋な想いから、アブノーマルな性癖と妄想に取り付かれた迷える子羊たちのために、何の罪もない正義感に燃える女ジャーナリストが安部元首相と麻生元首相そっくりの悪徳政治家に輪姦されてしまう、というロマンチックラブコメディーをあくせくと執筆しているしだいである。

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さて、そんな天真爛漫容姿端麗な私の人に言えないサディスティックな性癖というのはいかにして形作られたのか・・・?
 今回こそ、その謎に迫るべく、私の人格形成に少なからぬ影響を与えたであろう事象を、過去の記憶の中から掘り起こしていこうと思う。




 その1 「ルパン3世」第1話「ルパンは萌えているか?」

 おそらく私が自分の中で記憶する限り、最初の性の目覚めがこれである。最初の性の目覚めというのは、早い話が勃起したと言うことである。
 幼児でも、レム睡眠中は勃起するというので、無意識下ではこの以前から何度も勃起しているのだろうが、初めて、「あれ?僕のオチンチン立ってるよ?なんで?」とその青い欲望の隆起を意識的に認めたのはこれが最初である。

 あらすじをかいつまんで説明すると、

「悪の軍団に捕らえられてしまった峰不二子。
 彼女は手術用の台のようなものに大の字に張りつけにされる。
 つなぎのライダースのはだけた胸元から豊満な乳房の一端が見え隠れする。

 ふと、デブおやじ(悪の組織のドン。名前忘れた)がリモコンのようなものを取り出すと、ニヤッと笑ってスイッチを入れた。とたんに、台の至る所から、にょきにょきとマジックハンドのようなものが突き出てきた。その指先は、機械とは思えないほどに器用にアップ&ダウンを繰り返していた。さらにおやじがスイッチをひねるとその無数のテクニシャンたちは一斉に不二子の熟れた体に襲いかかる。肌にピチピチに密着したライダース越しに、触手たちは確実に不二子の神経を刺激していった。くすぐったいようなこそばゆいような感覚。
「いやあ、やめてえ~キャハハハハハハ」
不二子は必死に体をよじり触手から逃れようとするが、四肢をつなぐ鎖がそれを許そうとはしなかった。



ルパンは萌えているか



と、こんな風なあらすじだったと思う。小学校低学年の時に再放送で見たものなので、だいぶ記憶が曖昧なのだが、不二子ちゃんが悪戯されてるシーンだけはよく覚えている。

 その当時、興奮したらチンチンが立つものらしいということは知っていたが、それは大人の世界の話だと考えていた。私はなんだか嬉しかった。
 大人としての儀式を通過したような気がしたからだ。実際には、それを神秘の穴に突っ込んで初めて大人になるのであるが、当時の私にそこまでの知識はなかった。

 そのあとも、変な殺し屋が出てくる話で下着姿の不二子ちゃんがロープで縛られてつるされたりと、なかなか刺激的な洗礼を多く与えてくれたこの番組であるが、回を追うごとにソフトになっていった気がする。

 そんな訳で、私は今はやりの「ロリ顔」の女に全く萌えず、なんか童顔で物腰も幼い女の子だと例えそれが18歳越えていようとも犯罪犯しているような後ろめたさを覚えるのだった。やっぱボインでむっちんぷりんでフェロモンの色が透けて見えるくらいの大人のお姉さんじゃなきゃ駄目なのだ。

 余談だが、私が、初めて挿入した相手は、なんと一回り以上も歳上おばさんお姉さんだった、とここに追記しておこう・・・・・・