『娘に自分の仕事をばらす時』 その2

私の名前は天馬ふぇみお、陵辱系専門のエロ漫画である。仕事に忙殺されて更新が遅れてしまったが、前回に引き続いて、『いつか生まれてくる娘が小学生になったときに、自分の仕事のことをどう説明するか』というテーマで考察をしていこう。

 @第2章 セックスと嘘とアダルトビデオテープ

さて、日本で八番目にオナニーで得られる快楽が少ない男である私は、前述の早大文学部哲学課卒、加●拓の学説は支持できない。むしろ私はセックスに人生のリアリティーよりも、見栄と虚勢に満ちた人間社会の縮図のようなモノを感じてしまうのだ。

 例えば,前戯。セックスの主目的が純粋な生殖行為であるならば,こんな物は必要ないはずである。また,自分だけが楽しみたいのであれば,やはり必要ないものである。まさに義理のための行為なのである。しかもやたら気を使う。「右手で乳首をつまみつつ,舌を相手の舌に絡め,さらに左手を相手のヒミツの花園に伸ばしていきクリ●リスを優しくつまむように弄くる」という、12 人の言ってることをそれぞれ聞き分けて的確に指示を与えたと伝えられる聖徳太子じゃなきゃ出来ないような複雑なことを、さも涼しそうな顔をして行わなければならない。
 ちなみに私は初めて女性とセックスに臨もうというその一週間前から、「男と女事典―SEXのすべてがわかる」という本を読んで前戯の練習をしたくらい、勉強熱心な男である(実話)。



 そして本番。淡々と腰を振って、淡々と『ア・・今イキました』と報告するのもあれなので,仕方なく、そろそろイクかなーという頃になると、わざと段々息遣いを荒くして,オーガズムの興奮を演出してみせたりもするのだが,それがまた気疲れするのだ。しかもイク寸前に激しく腰を振ると、女性もそれなりの反応を示してくれるわけだが、いまいち女性がもうイッてしまっているのか、それとももう少しでイク寸前の状態なのか判別つかないので、万が一女がイク寸前で動きを止めてしまうと申し訳ないから、一応自分がイッた後もがんばってしばらく相手のために腰を振り続けたりもする。エロ漫画のキャラのように「ああ・・だめぇ、何か・・・熱いのがこみ上げてきて・・・あ・・んん・・もう・・・いっちゃうぅううぅぅぅぅぅ」とか言ってくれれば分かりやすいのだが、かならずしも現実の女性はそこまで親切ではないのだ。
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「イ・・イッてる あぉ おまんことけつで誰の精液
でもごくごく飲み込んでるのぉ!」と、このように、
オーガズムの最中にそこまで長々と自分の状況を説明
してくれる親切な女性は少数派であろう。


 そして何よりもセックスというのは・・・みていてみっともない。
 ラブホテルの部屋の中はやたらと鏡が全面に貼り付けてあるのだが、アレがいけない。ふと横を見れば目の当たりにするのはチンポ丸出しで馬鹿みたいに腰振っているみっともない自分の姿。何も見なかったことにして前を見るとやっぱりヘコヘコ腰を前後に振りつづける自分がいる。仕方ないから下を見ると、解剖される前の蛙のように股を開いてアヘアへ言っている女。普段は皺を化粧でごまかしているが、よがるとそれまで隠れていた皺があらわになり非常に萎える。さらに視線を下げればアマゾンの密林のような剛毛と、黒っぽく変色した生殖器。
(↑誤解しないでいただきたいのだが、別に私はある特定の相手とのセックスを思い出しながらこの文章を書いているわけではない、例えばちょうど一回り年上でありながらそのくせ『あたしのこと●●ミちゃんって呼んで』とか抜かすアホな年増女とか。)

セックスの最中にふと、俺・・・一体何してるんだろう?と我に帰ってしまうのは私だけだろうか?

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やってる本人は↑こんな自分を想像してるのかもしれないが
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実際には↑こんな感じである。


 ちなみにとある調査で、男性は「セックスで相手を満足させている」、と答える人が9割なのに対し、女性は6割の人が「セックスで、ときには満足せずに終わるときもある」と答えている。エロ漫画のように「ああ・・・言っちゃううぅぅぅぅぅぅぅぅぅうう!!」と女性が反応してくれたとしても60%は嘘かもしれないのだ。こうなってくると何を信じていいのか分からなくなってくる。
 私がセックスに、人生のリアリティを感じられない訳が理解していただけたと思う。

 では、私はセックスに興味がない草食系男子なのかと誤解する方もいるかもしれない。だがそれは違う。
 私は"セックスに冷めた感情を持ちつつも、ヤラせてもらえるなら是非ともさせて欲しいと思ってる草食系男子"なのである。
 だから、「私ならセックスであんたに人生のリアリティを感じさせてあげられるわ、うふふ」的な女性がいたら、こぞってメールをしていただきたい
 ちなみに私は、もう三十路を過ぎて何年か経つが、いまだに「あら、坊や、童貞なの?可愛いわね・・・ふふふ・・・お姉さんが色々教えてあげる」的なシチュエーションに強くあこがれるピュアで純粋な心の持ち主なのである。
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↑ちなみにこの画像に特に意味はない。



ところで私は何の話をするつもりだったのだろうか・・・・?

そうだ、「娘に自分の仕事をばらす時」だ。

 どんどんテーマから話が外れていってる気がするので、次回、最終章では、実際に小学生になった愛娘、由紀恵に仕事のことをばらす時のシミュレーションをしてみようと思う


(続く)