私の名前は天馬ふぇみお、チクビの描き方に異常にこだわるハイパーエロメディアクリエイターである。

 よくブログとかで政府や政治や映画や漫画について、やたら上から目線で批評してる人がいて、傍から見てるととても痛々しいので自分はそうならないようにいようと思っているのだが、最近真面目に震災について語ってたせいか、普段チンポだおっぱいだ描いてる己の下卑な身分を忘れてしまい、なんか自分が偉くなってしまったかのように勘違いしてしまうことがある。危険な兆候である。

 人は謙虚な気持ちを忘れてはいけない。自戒せねば。

 そんなわけで、弱く愚かな大衆諸君、ブログを更新するのでありがたく拝読しやがれ。


《金~MONEY~》その2


 震災の被災者のために自分に何が出来るか・・・?答えは金だ、と前回書いた。なぜなら、カネは嘘をつかないからだ。

 震災のショッキングな映像を見て、いても立ってもいられない人はたくさんいるようで、ミクシーのマイミクのマイミク(要は私にとって赤の他人)の人が、「週末に被災地にバイクで救援物資を届けに行く」と宣言してて、それに賛同するバイカーが次々と書き込みをしていた。

 しかしながら、それはただのはた迷惑というものである。大規模災害の被災地にとって個人からの救援物資はゴミと同じである。ユニクロがヒートテック10万着を寄付とか、日清がカップ麺100万食を寄付、とか企業の大規模支援なら話が違うが、四十万人もの被災者がいるのに、個人からおにぎり30食、パン50食、ツナ缶30個、とか中途半端に届けられたところでどう管理してどう配布しろというのだ。そういうものは結局どうにも出来ず、管理する人出も足りないから腐らせて終わりになることが多いらしい。
 やらない善よりやる偽善、という言葉があり、私もその言葉には賛成だが、世の中にはやらないほうがましな親切というものも確実に存在するのだ。
 
 アホが買占めしていて物資が足りないし、ガソリンも足りないし、マイカーによる渋滞で関東圏ですら救急搬送や流通トラックなどの本当に必要なインフラに支障が出てるというのに、個人が米やパンを買占め、ガソリンを大量に消費して、交通インフラに負担をかけて、せいぜい数十から数百食分の食料をバイクで届けてなんになるというのだ。

 ・・という旨の内容を、もっと相手を持ち上げる感じ(「●●さんは本当に優しくて行動力に富む人ですね・・でも冷静に考えてみてください」・・・的な感じ)で書き込んでみたのであるが、やはり彼らの心にはあまり響いてないようである。


 災害復興のために素人の労働力が必要になるのは、もう少し先の話である。プロによる救難活動が一段落して、世間も落ち着き始め、メディアから前ほどは注目されなくなってきた時こそ、ボランティアの労働力が必要で、そういうときに行くのならまったく否定はしない。

 だが今のタイミングで部外者の素人が被災地に行くのは、自己満足のオナニーどころか、いろんな方面に迷惑かけるだけだというのに、彼らはどうしても善意の気持ちを金ではなく行動でしめしたいらしい。 

 謙虚な私は心から痛感した。

 馬鹿は何もしないのが一番の社会貢献なのだと。

 同じ自己満足のオナニーをするなら、自分のチンチンをしごいている方が誰にも迷惑をかけない。なので、馬鹿な私は極力外には出ず、自己満足のオナニーとして自分のチンチンをしごきつつ、被災者には義援金だけ送ろうと思う。

 そう、世の中はカネなのである。

 カネは嘘をつかない。女は平気で嘘をつき、思わせぶりなことを言ってこちらを舞い上がらせる癖に結局セックスさせてくれない。でも、カネを握り締めて大久保のホテル街に立ってる外人女性に声をかければ、かならずセックスできるのである。

たまーに「義援金は額じゃない。100円でも200円でもそこにどれだけ気持ちがこもってるかだと思います」みたいなアホ丸出しな愉快極まりない戯言を目にすることがあるが、はっきり言って、義援金で大事なのは『額』である。

 気持ちで腹は膨れない。100円ではうまい棒が10本しか買えないが10000円なら1000本買える・・・つまり1000倍被災者の役に立つ。小額でも出さないよりも出したほうがいいに決まってるが、いっぱい出せるならいっぱい出したほうがいいに決まってるのだ。そう、カネは嘘をつかないのだ。


 ならば具体的にどれくらいの金額を送ればいいのか・・・?インフォシークニュースのとある記事によると、『自分を3日雇える金額』がいいんじゃないか、と誰かが書いていた。

 マドンナやレディ・ガガらハリウッドセレブたちが云千万単位で義援金を送ってるのをみると、自分がなけなしの金を送ることに意味があるのかと思うかもしれないが、彼らは云十億の年収があり、その中の数千万なり数億なのだ。だからそれぞれが送れる範囲でカネを送ればいい。その目安が、自分が3日被災地でボランティアしたつもりになって、その分自分が稼げたであろう金をおくればいい。

 ・・・記事の内容はそんな感じであった。つまり、月収の10%が目安ということだ。たしかにウチの親父様は15年前震災に見舞われた兵庫県の私立大学で教授をしているが、職場では半強制的に月の給料の10%を義援金として徴収してるらしい。

 なので、自分も月収の10%ちょいを義援金として送ることにした。

 心からの善意かといえば、半分は偽善であるが、それでもカネは嘘をつかない

 不謹慎な友人を諌めたり、ブログで偉そうなこと書いたりした手前引っ込みがつかないという事情もあるし、社会的被差別職業であるエロ漫画家が義援金を送ったら世間からの見る目も多少変わるかもといういやらしい算段もある。それでもカネは嘘をつかない。

 チンコマンコを描いて得た、卑猥なオーラと偽善的野心にまみれたカネであっても、カネは嘘をつかない。

 小学生が一か月分のお小遣い500円を100%純粋な善意で寄付したとしても、私の偽善にまみれた寄付金はその百倍の人たちを救える。そう、カネは嘘をつかない。

 そしてレディ・ガガが偽善なのか純粋な善意なのかは分からないが、彼女の送る寄付金は私の1000倍いじょうの人を救う。それを考えると、自分のちっぽけな決心も虚しくなるが、多かろうが少なかろうが、金はかならず被災者の役に立つ。カネは嘘をつかないのだから。

 なので・・・自分の出来ることをしようと思う。器も小さく勇気も優しさもなく、チンポも小さい私にできることは、はした金を寄付することくらいなのだから。





(追記:ミクシーで「バイクで救援物資を届けに行く」といってた彼らははいまだに行く気まんまんなようである。役に立つか立たないかは現地にいって自分で判断すればいい、とのことである。周りは彼の男気を褒め称え、追随する同士も何人もいるようだ。

 現地に行くことがすでに迷惑、との発想はないようだが、そういう頭のねじの外れた方は思いのほか多いようで、NHKラジオによると東北までの道は非常に混雑してるそうだ。物資を運ぶトラックの通行にも支障をきたすほどに・・・。さらに渋滞によって燃費も悪くなるからタダでさえ不足してる東北地方のガソリンを彼らが食いつぶし、帰れなくなって車を置いて帰る奴もいるとか。)