私の名前は天馬ふぇみお、最近身も心も人間性的にもふにゃチン野郎になりつつあるE-ロマン画家である。

　最低月一本原稿をあげることをモットーにしていた私なのだが、今月はやる気が出なくて一本も原稿を書き上げていない。
　原稿すら描く気力がないのにブログの文章書く気力があるわけもないのだが、ブログを放置するのも落ち着かないので頑張って更新する事にした次第である。

　なにしろ基本ドMな私であるが、放置プレイの辛さだけは身をもって知っているのだ。


《恥部淫行》

　無気力にチンポが生えただけのような存在に成り下がってしまった私であるが、このまま家にいておにゃにーと妄想を繰り返すだけの日々を送っていると鬱になりそうなので、無理ヤリ体を動かすようにはしている。

　ある日、キックボクシングを一緒に練習している仲間の一人が、興奮気味に「ち・・恥部を思い切り責めたい～っ！ち・・・恥部を淫行したい～っ！！」と叫んでいた。

　そんな卑猥なセリフを神聖なる道場で叫ぶなんて、人として恥ずかしい限りであり、心から軽蔑しつつも、長らく恥部を攻めるような行為から遠ざかってる私は｢是非自分も参加させてくれ！」と名乗りを上げた。

　週末の所沢に朝早く集合ということなので、早朝割引で所沢の風俗に突撃するんだト思っていたら、そのまま飯能に向かう。

　飯能に風俗なんてあるのか？と思ったら、驚いた事に、これからサイクリングで秩父まで行くという。

　だまされたΣ(゜Д゜；)！！

　いや、むしろ私の勘違いだったのだろう。

　ち・・・恥部を淫行するのではなく、もちろん乳房を攻めるわけでもなかった。

　秩父を輪行するというのである。

　なんてこった・・・風俗モードになっていた私はすっかり肩透かしを食らった訳だが、たまたま解体した自転車を持ち歩いていたので、仕方なくサイクリングに同行することにした。

　飯能から秩父へ30キロあまり登っていき、さらに峠を越えて１０キロ近く走り、秩父名物ワラジとんかつを食べ、そのあとさらに峠を越えたりなんだりしながら100キロあまりの道を走って家に帰ってきた。



名物わらじとんかつ。単にとんかつが2枚乗ってるだけで、キャベツも卵も何もない実に脂っこい食べ物である。


なんだかんだでトータル１６０ｋｍ・・・過去最長のライディングであった。

　どうも並々ならぬ知性があふれて仕方ないので、医学的知識をひけらかさせてもらうが、週5時間以上自転車に乗っていると精子の数が大幅に減るらしい。

　また、自転車の選手は睾丸系の疾患の発症率が一般人の5倍以上らしい。

　これはおそらく陰部をサドルで圧迫されてしまうことが原因だト思うのだが、私は今日一日で7時間以上自転車にまたがっていたので、確実に精子が減り、睾丸周辺にもダメージを受けた事になる。

　結果的に私は、自身の恥部を思い切り責めまくることとなり、なんだかんだで当初の意志は貫徹されたわけである。

　ちなみに秩父のくせに意外にどこも人通りが多かったので、今回は佐渡島でとったような（下写真参照）恒例の記念写真はとれなかった