私の名前は天馬ふぇみお、とにかく自分に厳しい、それこそ星一徹ばりに厳しい、E-ロマン画家である。

 ブログで、裸の写真、オナニー、そんなことしか触れてないので、知り合いの作家さんからまともに仕事をしているのか?ちゃんと原稿描いてるのか?と心配されてしまった。

 私ほど仕事に厳しい人間はいない。

 もしエロ漫画家にとっての本業がオナニーだとするならば、私は一日も休むことなく仕事をしまくってる、まさに仕事の鬼である

 もしエロ漫画家にとっての副業が原稿を描く事だとすれば、副業は最近おざなりかもしれない。


《女に目覚める》
 
 先日、大伴涙さんという、見た目は女性だけどおちんちんがついている方と仲良く呑む機会があった。

 涙さんは「ねこ☆みみ」という全員男の娘で構成されるヴィジュアルロックバンドのメンバーをされていて、なおかつ、とあるお尻を叩いたり叩かれたりというのが好きな性癖の方達の間ではカリスマな、いろんな意味で性の伝道師である。

 私も働くフィールドは違えど、同じ「性の伝道師」であるので、エロ話に華を咲かせた。

 衆院選も近づき国民全員が日本の将来を考えなければならない時に何やってんだ、といぶかしむ方もいるだろうが、もちろん自分に厳しい私のこと、ただ遊びほうけていたのではなく、仕事の一環である。

 描く予定はないが、いつか「女装癖の男の子を題材にしたエロ漫画」を描くときのために取材をしていたのである。

 何の因果か、私まで女装の真似事をする事になった。何の因果か、きっかけは忘れた。ひょっとしたら「俺のもやってください」と私がお願いしたのが原因だろうか。

 もちろん私に女装して喜ぶような趣味はない、仕事の一環である。

 仕事に厳しい私のこと、エロ漫画家として、見た目も心も女性に近づいてその心理を体感することがプラスになると思ったからこそ、嫌々ながら女装したのである。

 メイクしてもらって、たまたまあったサンタ風ワンピースに着替える・・・・もちろん嫌だったが仕事の為である。

 で、涙さんと2ショットで写真を撮ったのだが、そこに写る自分自身を見て、愕然としてしまった・・・・

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イスラエルの侵攻でパレスチナの子供がたくさん死に追いやられてるというのに、自分が情けなく、恥ずかしくなった。
 何故って・・・・

 全然女になりきれていないではないか

 涙さんは見た目も立ち振る舞いもその辺のビッチより女らしいというのに、私ときたらただ男が化粧してワンピース羽織っただけでしかない。女力0である。

 そんなわけで、次は完璧な女装をしようと思い、帰ってすぐ、ヤフオクで綾波レイ風のウィッグを注文した。
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私の名前は天馬ふぇみお、とにかく仕事に厳しいE-ロマン画家である


 え・・・原稿・・・?何それ・・・・・・(´゚д゚`)?