私の名前は天馬ふぇみお、実は別の名前も持つe-ロマン画家である。何を言ってるかわからねーと思うが俺も何をされたかわからねー 今のペンネームに飽きたとかそんなチャチなもんじゃ断じてねー もっと恐ろしい業界の片鱗を味わったぜ・・・。
《ブラックリストその1 漫画業界》
通り魔事件の後、アキバ行くときに用心のために痴漢撃退スプレーをカバンに忍ばせていたら警官の職質にあい、指紋取られてチャチな前科がついて警察のブラックリストに載った私であるが、世の中には恐ろしいブラックリストが他にもたくさんある。
そのうちの一つが、出版物の流通を引き受ける「取次」に存在すると噂されるブラックリストである。集英社や講談社は知っていても、トーハンとか日販なんて会社は普通の人は知らないだろう。
しかし、出版物というのはすべからく、この取次会社を通して書店に流通する。単行本の部数を何万部にするか、重版をかけるか、それらを決めるのは出版社ではなくこの取次会社だったりする。単行本で思い切り赤字を出してしまったりすると、その取次のブラックリストに載ってしまい、もう本を出せなくなってしまうというのが専らの噂なのである。
世間では存在はあまり知られていないが、漫画家にとってはフリーメーソン並に恐ろしい会社なのである。
人妻モノで有名な葵ヒトリ先生はいまや超売れっ子のエロ漫画家だが、昔はAOIというペンネームで描いていて、泣かず飛ばずだったそうだ。
⇒
↑葵ヒトリ(AOI)先生。肉感といい、どん底から這い上がった境遇といい大好きな作家さんである。
出版社に営業しに行ったら「おたくブラックリスト載ってるから使えないよ」と言われ、その時にたまたまテレビで劇団ひとりが頑張ってるのを見て、ペンネームを葵ヒトリに変えて、一からやり直したというのはそこそこ有名な話である。
ブラックリストに載っても、名前を変えて別人になってしまえば問題ないわけだ。
で、私の話であるσ(゚∀゚)。
一番最後に出した単行本は一水社から出した『性奴隷窟 淫龍』という本だ。もう5年くらい前だ。個人的には一番気に入ってる単行本なのだが、それを出してしばらくしてから、一水社から仕事が来なくなったので、売り上げはイマイチなんだろうと思った。
しかし、新潮社から杉本彩さん原作の小説をwebコミック化する仕事とかが入って忙しくなったので、一水社から仕事が来なくなったことはそんな気にしていなかった。
しばらく単行本化が期待できない電子コミックの仕事が続いたのだが、3年位前からプレイコミックでクロサギの夏原武先生と組んでラバーズホテルという漫画を連載することになる。(編集さんが毎月嘘ついてたわけでなければ)アンケはそんな悪くなく、1年くらい連載を続け、そろそろ単行本出そう、という段になったのだが、営業部が単行本の許可を出してくれないので、単行本を出せないなら連載続ける意味がない、という理由で打ち切りになってしまった。
さすが秋田書店ほどになると、マイナーエロ漫画家ごときに易々と単行本出させてはくれないんだ、とその時は思っていた。
その後、しばらく電子コミック雑誌でエロ漫画を描いていたのだが、それも単行本出せるだけ数が貯まり、担当さんから「じゃあ上層部と単行本の相談をしてきます」といわれたのだが、その人から二度と連絡が来ることはなかった。
ここまで来てようやく、鈍い私にも状況が飲み込めてきた。
確証はないけど、多分・・・
俺って取次のブラックリストに載ってんじゃねΣ(゜Д゜;)!?
しばらく単行本にならない仕事が多かったし、プレイコミック の打ち切りの時も、初めての一般漫画誌での連載だったので秋田書店はハードルが高いだけなんだろうとしか思ってなかった。
しかし、最後に出した単行本、『性奴隷窟 淫龍』がおそらく大爆死して、それ以来取次会社のブラックリストに載せられてしまっていたのだと考えると、全て合点がいく。
だから単行本出そうという時になって、急にどこの編集さんも態度ガラリと変わったんじゃねーかと。
最後に単行本出してから5年も経っているので、さすがに我ながら思う・・・
気づくの遅すぎだろ(TwTlll)!!!、と。
そんなブラックリストが存在して、そこに自分の名前が載っている・・・全ては憶測でしかない。が、推測できれば十分だ、そうなったのなら私の取るべき道は一つ、葵ヒトリ先生がされたように、別人になっちまおう。
元々絵柄を変えることに何の抵抗もなく、毎日のオナニーのネタをコロコロ変えるくらいの感覚で絵柄のマイナーチェンジもしょっちゅうしてきた。名前を変えて、絵柄も丸っと変えちゃうくらいのことも、オナニーに使う手を右手から左手に変えてみるくらいに造作無い。
これまでのしがらみを捨て、別人になる・・・なかなか楽しそうではないか。
そんなわけで、私、天馬ふぇみおはもう一つ別の名前も持っていて、そっちの名前でたまーに漫画描いたりしてる訳だが、あくまで別人なのでここでの告知は一切していない。ニートやってると思って心配してる方がいたら、安心して欲しい。
で、なぜこのタイミングでそんなことをカミングアウトしたかというと、特に理由はない。特に告白する理由も需要もないからしてなかっただけなのだが、たまたま別のブラックリストに最近載ってしまったらしく、そのことをブログに書きたかったので、ついでに告ってみただけなのである。そのブラックリストとは何か・・・は次の機会に説明するとしよう。
<続>
《ブラックリストその1 漫画業界》
通り魔事件の後、アキバ行くときに用心のために痴漢撃退スプレーをカバンに忍ばせていたら警官の職質にあい、指紋取られてチャチな前科がついて警察のブラックリストに載った私であるが、世の中には恐ろしいブラックリストが他にもたくさんある。
そのうちの一つが、出版物の流通を引き受ける「取次」に存在すると噂されるブラックリストである。集英社や講談社は知っていても、トーハンとか日販なんて会社は普通の人は知らないだろう。
しかし、出版物というのはすべからく、この取次会社を通して書店に流通する。単行本の部数を何万部にするか、重版をかけるか、それらを決めるのは出版社ではなくこの取次会社だったりする。単行本で思い切り赤字を出してしまったりすると、その取次のブラックリストに載ってしまい、もう本を出せなくなってしまうというのが専らの噂なのである。
世間では存在はあまり知られていないが、漫画家にとってはフリーメーソン並に恐ろしい会社なのである。
人妻モノで有名な葵ヒトリ先生はいまや超売れっ子のエロ漫画家だが、昔はAOIというペンネームで描いていて、泣かず飛ばずだったそうだ。
⇒
↑葵ヒトリ(AOI)先生。肉感といい、どん底から這い上がった境遇といい大好きな作家さんである。
出版社に営業しに行ったら「おたくブラックリスト載ってるから使えないよ」と言われ、その時にたまたまテレビで劇団ひとりが頑張ってるのを見て、ペンネームを葵ヒトリに変えて、一からやり直したというのはそこそこ有名な話である。
ブラックリストに載っても、名前を変えて別人になってしまえば問題ないわけだ。
で、私の話であるσ(゚∀゚)。
一番最後に出した単行本は一水社から出した『性奴隷窟 淫龍』という本だ。もう5年くらい前だ。個人的には一番気に入ってる単行本なのだが、それを出してしばらくしてから、一水社から仕事が来なくなったので、売り上げはイマイチなんだろうと思った。
しかし、新潮社から杉本彩さん原作の小説をwebコミック化する仕事とかが入って忙しくなったので、一水社から仕事が来なくなったことはそんな気にしていなかった。
しばらく単行本化が期待できない電子コミックの仕事が続いたのだが、3年位前からプレイコミックでクロサギの夏原武先生と組んでラバーズホテルという漫画を連載することになる。(編集さんが毎月嘘ついてたわけでなければ)アンケはそんな悪くなく、1年くらい連載を続け、そろそろ単行本出そう、という段になったのだが、営業部が単行本の許可を出してくれないので、単行本を出せないなら連載続ける意味がない、という理由で打ち切りになってしまった。
さすが秋田書店ほどになると、マイナーエロ漫画家ごときに易々と単行本出させてはくれないんだ、とその時は思っていた。
その後、しばらく電子コミック雑誌でエロ漫画を描いていたのだが、それも単行本出せるだけ数が貯まり、担当さんから「じゃあ上層部と単行本の相談をしてきます」といわれたのだが、その人から二度と連絡が来ることはなかった。
ここまで来てようやく、鈍い私にも状況が飲み込めてきた。
確証はないけど、多分・・・
俺って取次のブラックリストに載ってんじゃねΣ(゜Д゜;)!?
しばらく単行本にならない仕事が多かったし、プレイコミック の打ち切りの時も、初めての一般漫画誌での連載だったので秋田書店はハードルが高いだけなんだろうとしか思ってなかった。
しかし、最後に出した単行本、『性奴隷窟 淫龍』がおそらく大爆死して、それ以来取次会社のブラックリストに載せられてしまっていたのだと考えると、全て合点がいく。
だから単行本出そうという時になって、急にどこの編集さんも態度ガラリと変わったんじゃねーかと。
最後に単行本出してから5年も経っているので、さすがに我ながら思う・・・
気づくの遅すぎだろ(TwTlll)!!!、と。
そんなブラックリストが存在して、そこに自分の名前が載っている・・・全ては憶測でしかない。が、推測できれば十分だ、そうなったのなら私の取るべき道は一つ、葵ヒトリ先生がされたように、別人になっちまおう。
元々絵柄を変えることに何の抵抗もなく、毎日のオナニーのネタをコロコロ変えるくらいの感覚で絵柄のマイナーチェンジもしょっちゅうしてきた。名前を変えて、絵柄も丸っと変えちゃうくらいのことも、オナニーに使う手を右手から左手に変えてみるくらいに造作無い。
これまでのしがらみを捨て、別人になる・・・なかなか楽しそうではないか。
そんなわけで、私、天馬ふぇみおはもう一つ別の名前も持っていて、そっちの名前でたまーに漫画描いたりしてる訳だが、あくまで別人なのでここでの告知は一切していない。ニートやってると思って心配してる方がいたら、安心して欲しい。
で、なぜこのタイミングでそんなことをカミングアウトしたかというと、特に理由はない。特に告白する理由も需要もないからしてなかっただけなのだが、たまたま別のブラックリストに最近載ってしまったらしく、そのことをブログに書きたかったので、ついでに告ってみただけなのである。そのブラックリストとは何か・・・は次の機会に説明するとしよう。
<続>
- カテゴリ:
- エロ漫画道