私の名前は天馬ふぇみお、保湿のために自分の体だけでなく自分のムスコにも毎日オイルを塗りたくる、ローションプレイヤーe-ロマン画家である。おかげで私のムスコは硬くも大きくもないのに、艶だけは黒人AV男優さん並みに黒光り状態である。

 そんな、チンコに色んな物を塗りたくる私であるが、先人の知恵としてキンカンだけはやめておけとアドバイスを送りたい。大昔、チンコが痒くなってしまいキンカンを塗ってみたことがあるのだが、尋常でない痛みである。ムヒくらいならスースーして気持ちいいのだが、キンカンはまじでシャレにならない。
 「チンコにキンカンを塗ってはいけない」・・・これは家訓として末代まで伝えていこうと私は思っている。


《ヌリにヌリまくる》

 さて、そんな私は、元官僚で最近まで大学教授をしていたエリートな父親の顔に泥を塗りたくりつつ、今日も元気に生きている。
 カラーの『塗り』の仕事を二社から頼まれたという話はしたと思うが、もう一個のイラストについても語っておこう。
 前のイラストは生々しさを抑えたアニメ調の塗り方で、と言われたのだが、もう一個のイラストは『リアル調で生々しい質感のムチムチ熟女』で、という注文であった。
表紙

 とりあえずペン画を描く。
 この段階でデッサンのバランス悪いなぁと思ったら、PC上で頭や手の大きさを変えて大きくしたり小さくしたり、角度を変えてみたり・・・とにかく色々弄くる。
 いじくったら大きくなったり角度が変わったりするって・・・まるでオチンチンと一緒じゃないか∑(゚Д゚)と思う方もいるだろうが、古来より芸術とエロスは切っても切れない関係なのだから、イラスト制作とオチンチンに相関があっても不思議はない。

表紙b

 ペン画に単純に色を塗っていき、影もつける。この段階ではベタ塗りの状態。

saibo

 影の境界線をぼかして、肌に細かな陰影を加えて色々と弄っていくとこんな感じ。これで完成。

 前回の童顔アニメ調の絵とは真逆のイラストだが、私個人の性癖的に言うと、昔から熟女属性の年上好きで、アンチロリ属性なので、こっちのほうが好みだったりする。

 物心ついた時から、歳上のお姉さんから「あら、坊や、童貞なの?かわいいわねぇ、うふふ。お姉さんが色々教えて・・ア・ゲ・ル♪」的なシチュエーションに憧れていた。ちなみに初めて挿入した女性は、18歳の女子高生並みの知性を持った32歳のOLさんだったが、みみっちいプライドが邪魔して「僕、童貞です」と言えなくて、そのシチュエーションを実現することは叶わなかった。
 しかし少年の頃の夢を大人になっても持ち続けることがそんなに悪いことだろうか?

 私はそうは思わない。

 なわけで、未だに私は「そろそろ挿入て、って言われても・・・ど・・どこに何を入れたらいいの?僕・・・初めてだからわからないよ」的なことを歳上のお姉さん相手に言ってみたいと夢見ている。
 ただひとつの些細な問題は、子供の頃から"お姉さんスキー"な私だが、私自身がもはやアラフォーの歳であるということくらいである

 さて、何の話だったか・・・( ゚д゚;)?
 そうだ、イラストの話だ。イラストは一応完成したのだが、編集さんから『背景を一応描いてくれ』ってことと、『股間の食い込みが表現的に際どいので白濁液でごまかしてくれ』という2つの追加注文を受けた。てことでパパっと背景描いてホワイトで股間を修正。
表紙c

 これで今度こそ完成。油絵でもエロCGでも、最後に白を入れて完成になるのは同じなのだ。

 フィニッシュは白い液・・・やはり芸術とオチンチンは似ているのである。

 3回にわたって、芸術家らしいまっとうな記事を書いてしまったので、次回はなんかユルい近況でもお伝え出来たらとおもう。