私の名前は天馬ふぇみお、原稿を先ほど入稿して暇になったものの田舎暮らしだとパーッと遊びに行くことも出来ず、しかたないから自分の乳頭の毛を抜いて長い夜の退屈をしのぐ、乳輪脱毛e-ロマン画家である。

 更新間隔が空いてしまったが、一昨年からやってる『欲求不満の人妻は温泉旅館で激しく悶える』という糞長いタイトルの漫画の9話目をようやく入稿したので、漫画家飲み会の続きを書きたいと思う。
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《男と女に友情は成立するのか?》

 さて、17人もの人数が集まったエンクラ飲み会の話の続きである。

 今回の飲み会では6名もの新顔さんが参加されたのだが、中でも異彩をはなっていたのが、ぶんか社の編集T田さんの部下の女性編集、通称『女豹』さんであった。
 多くの担当漫画家の心を魅了し萌え狂わすことから編集部内で「女豹」と呼ばれている、というからにはどんな魅惑のセクシーレディーが登場するのかとおもいきや、特にミニスカだったりおっぱいボヨヨン なナイスバディな訳でもない、極めて普通な・・・というと御幣があるが普通に可愛らしい感じの女性だった。

 一体彼女のどこにそこまで男を狂わす要素があるんだ( ゚д゚;)?と思ったが、挨拶をしてすべての謎は解けた。声と喋り方が思い切りアニメ声優のロリっ子萌え口調な 感じだったΣ(゚Д゚)。
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↑目をつぶって声だけ聞くとこんな感じのイメージである

 私はアニメを殆ど観ないので声萌えとかよく理解できないが、確かにアニメ好き、声優好きなら(そして漫画家にそういう人種はとても多い)コ ロッと来てしまうのかもしれん、と妙に納得した次第なのである。


 女豹さんや他の女性作家さんを交え例によってチンコとアナルがどーたらというとりとめもない会話をしていたのだが、どういう経緯が忘れたが『男女の間に友情は成立するのか』という真面目な話題でいつしか激論を交わすことになった。
 女性陣は「友情は成立する」と答えた。男性と二人きりで飲みに行ったりカラオケ行ったりすることもあるけどそこには何の邪さもない、と彼女たちは言うのだった。

 実を言うと、私も昔は・・・二十代半ばくらいまでは男女間に友情はあると思っていた。

 女性と二人で飲みに行ったりカラオケ行ったりしても手を一切出さなかったこともあった。友達として接してくれてる女性に欲情するなんて下劣だと考えていたし、一時の情動で大事な友情を壊すなんてよくない、としょっちゅう口にしていた。
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 しかし、脳科学の研究によると、互いにどんなに好みじゃなく想いのない相手であっても、男女二人きりで居ると友情ではなく恋愛に特化した脳領域が自然と活発化するらしい。

 要するに脳科学的には、男女間に友情など存在しないと結論が出てるのだ。

 それを知った時、私の考え方は大きく変わった。

 友人の女性をエロい目で見るのはいけないことだと思っていたが、生物として女性をエロい目で見るのは当然だ、と脳科学がお墨付きを与えてくれたのだ。
 それ以降、私は基本的にどんな女性に対しても、あわよくばHしたいなというエロい目で見ている

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 過去に女性と二人きりで過ごして手を出さなかったこともあったが、大人になった今だからこそ正直に言えるが、当時の私はどこかであわよくばエロい展開にならないかと期待していた。内心「あわよくば」と思いながらもどうエロい展開に持ち込んでいいか判らなくて、それを「友情だから」と誤魔化していただけなのだ。

 なので私はその議論において「男女間に友情なんてない」と一刀両断した。男なんてどう綺麗事ぬかそうと「あわよくばHしたい」と思ってるのだと、少なくとも私はエロいこと目的以外で女性と二人きりで遊びに行ったりはしないのだと、力説したのだった。
 ちなみに私のこの「あわよくば理論」に全面的な賛同をくれたのは伊駒一平先生だけであった。やはり彼は私の心と股間の師である。


 議論に白熱していたら深夜になっていたので解散することになった。

 方向が同じということで女豹さんとゆずぽん先生と一緒に帰ったのだが、終電に間に合うか際どい感じだった。

 私は終電に間に合わないことを見越して二人をカラオケに誘うつもりでいた。私がH目的以外で女性とカラオケに行くことはない、それを知った上でついてくるならこれはもはや抱かれに来てるも一緒!・・・カラオケルームに入った途端におっぱいを鷲掴みにしてもそれは犯罪ではなく合意の上の行為だと裁判長も認めてくれるはずである。

 あわよくば女豹さんとゆずぽん先生のどちらかのおっぱいを(:.;゚;Д;゚;.:)・・・いや、あわよくば二人まとめておっぱいを(:.;゚;Д;゚;.:)!!!!!!・・・・・と心と股間に夢を膨らませていたのだが、女性二人は家が近いということで仲良く一緒のタクシーに乗って帰っていった

 取り残された私と私の大きくなったチンコは、虚しさを噛み締めたまま仲良く一緒に小田急線の終電に乗って帰っていった。田舎に引っ越したというのに私の終電が一番遅かった。深夜まで営業してくれる小田急線には頭が下がる思いであったが、実際あわよくばの夢を打ち砕かれた失望から、私の亀頭は下がりっぱなしであった。

 そして家についてのは深夜2時過ぎであった・・・・・。