私の名前は天馬ふぇみお、その昔、まだ穢れを知らない中学生の頃、友達と集まって映画『プレデター2』の冒頭シーンを何回も繰り返し観たほどの、SF好きe-ロマン画家である。
 どうして冒頭シーンだけ何度も観たかというと、冒頭でギャングがセックスの最中に警察と銃撃戦になるシーンで、逃げ惑う女の股間に一瞬ボカシが入ってるのを見つけ、「あれ!ボカシ入ってねΣ(゚Д゚)!?」と皆で興奮し、巻き戻して何度もコマ送りでボカシが入ってることを確認したのである。
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 そんなSF好きの13歳の少年は、25年後の今、SF好きのエロ漫画家として生活している。
 SFとはもちろんセックス・フェラチオの略である。


≪温泉人妻漫画、ヤフーで配信≫

 私が電子書籍として描いてる連作『欲求不満の人妻は温泉旅館で激しく悶える』がヤフー電子書籍でいつの間にか配信されていた。
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 この作品、フルカラー漫画だが色塗り作業は業者さんにお任せして、私自身は↓こんな感じでモノクロで仕上げて入稿している。
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 なので実際にどのような仕上がりで配信されてるのか私はほとんど見たことがなかった。スマホで配信した後PCでも配信する、とは聞いていたが私はガラケーなのでスマホ用のは見れないし、PCでもわざわざ一話300円も払って自分の作品を読むことには抵抗があった。しかしなんとヤフーだと、月額400円でどの作品も読み放題という太っ腹ぶりである。
 つい先日11話目を編集部に入稿したばかりだが、ヤフーだと8話目まで配信されている。早速400円払って読んでみた。

 冒頭、いきなりこんな↓表示が出てくる
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「この作品は、いわゆる成人向けの作品ではありませんが・・・・」

・・・・いやいや、がっつり成人向けの作品っすけどぉΣ(゚д゚lll)?
 しかし作者である私が成人向けのつもりで描いていたとしても、天下のヤフー様が一般書籍だというのだからこれはきっとこれは一般書籍なのだろう。

 で、色塗りされた自分の作品を見てみると・・・・自画自賛ながらとても綺麗だ(〃´∪`〃)ゞ

 イラストの彩色というのは線が多かったり背景が細かければ細かいほど手間が増えるので、ハッキリ言って私の漫画は彩色師さんにとってはめんどくさい作品のはずなのだが、よくぞ丁寧に彩色してくれたものだ。
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 温泉で半分お湯に浸かってるシーンなんか特にめんどくさかったと思うが綺麗に処理してくれて、顔射・・・いや感謝の念でいっぱいである。

 しかし難点があるとすれば・・・・・・・ボカシがでけぇ(;゚Д゚)!!
yahohohoa

 プレデター2の一瞬のボカシすら見逃さない私にとってこのボカシのでかさはスルーできない。

 がっつり成人向けのつもりで描いた漫画を「一般漫画」と強弁するにはここまで徹底的にボカシをいれなきゃならないらしい。性器はもちろんヘアも見せてはいけないようだ。おちんちんを舐めてるシーンだと顔半分隠れたり、性器のアップのシーンだとコマ全部が塗りつぶされて訳わからん状態である。

 でもって、値段も激安なのはいいが、描いてる方としてはちょっと疑問である。何万冊もの漫画を月400円で読み放題なら、一話読まれて作家に入ってくるロイヤリティなんて1銭以下かもしれん。なので、ヤフーでの配信をこうして告知させてもらっておきながら何だが、読むならDMM.comメチャコミなどの媒体で読むことをお勧めする(;´Д`)
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↑ちなみにDMMだとボカシも格段に小さい┐(´д`)┌


 それと、以前仲間内で童貞疑惑のある格闘家を疑似体験の中だけでもセックスさせてやろう、という親心から漫画に描いてあげたことがあった
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 『欲求不満の人妻は温泉旅館で激しくもだえる』の第6話でちょい役で出してあげてたのだが、その6話目も配信されていた。グラップラー刃牙の情報では男は童貞を捨てた瞬間にスーパーサイヤ人並みにパワーアップするらしいが、漫画の中でとはいえ人妻相手に童貞を捨て"漢"になった二人の格闘家がその後どうなったのかを次回気が向いたら追跡調査してみることとしよう

(続)