私の名前は天馬ふぇみお、学生時代は学友から年賀状が40枚近く来るほどに人望が厚く、ティッシュを一ヶ月で40枚近く(一射精につき一枚使用の計算)浪費するほどにチンボーも熱かったホットペニスe-ロマン画家である。
 人望が厚いから友達が寄ってくるのか、それとも友達を大切にするから人望が厚いのか、それはわからないが、友達にも女性にも『常に人に優しく、慈愛を持って接する』・・・それが私の座右の銘であり、その信念は漫画にも強く表れているのである。
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 ちなみに、私のもとに学友からの年賀状は40枚来たが、その前に私自身は学友に100枚以上出していたので返送率はわずか3割くらいであった( ;∀;)。
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↑1999年の年賀状。この頃はフォトショップ覚えたてな上に暇だったらしい

 さらに言うと、大学卒業の年には20枚に減り、卒業後15年以上経った今ではかつての学友からの年賀状はわずか3枚に減った。
 さらにちなみにいうと、一か月に消費するティッシュの数も歳を取った今では40枚から37枚に激減してしまった

 友情も性欲も実に儚いものなのである


《復活した友情》

 学生時代の友人のほとんどを失ったかに見えた私だったが、SNSの登場がその状況を一変させたというのは前回も書いた。

 海外ではフェイスブックで昔の恋人とよりを戻したり不倫したりするケースが増えてるらしいが、その情報をホンマでっかTVで知った私は、早速FBに登録し昔の女友達なんかを必死こいて探したのだが全然見つからない。なにしろ女性は結婚すると性が変わってしまうからだ。夫婦別姓の問題なんぞ全く興味なかった私であるが、その時初めて結婚で女の名字が変わるシステムは改めるべきだΣ(゚Д゚)と深く思った。

 しかしそんな折、かつての女友達は見つけられない代わりに高校時代の友人、Aをフェイスブック上で見つけたのだった。
 Aは高校時代、人を笑かすことに命を懸けてるような男で、せっかく早稲田を卒業したのになぜか料理学校に通い直してシェフになったという変わり種である。その後『ちん○ん荘』という破廉恥な名前のホテルでソムリエをしている、というのは風の噂で聞いてはいた。

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 しかしどうやら勤務先の破廉恥な名前の高級ホテル「ちん○ん荘」は運営先の外資系ホテルチェーンと揉めたり色々あって、Aは独立してイタリアワイン専門のショップを始めたらしかった。
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 懐かしさのあまり思わず「Aちゃん久しぶり!」とメッセージを送ったらAも「15年ぶり?懐かしいね」と返してくれた。

 高校時代の親友と15年ぶりに心を通わせた瞬間だった。

 FBのプロフィール写真をみると高校時代にフサフサの漆黒ミディアムヘアのイケメンだったAはスキンヘッドになっていた。シェフは衛生面から短髪が好まれるというし、ウケ狙いもあってあえてスキンヘッドにしてるのだろうと思った私は「どうしたその頭?チェルノブイリにでも行ってきたのかΣ(゚Д゚)?」とロシアンジョークを決めてみたところ・・・・そこから一切返事は来なかった

 てっきりウケ狙いでスキンヘッドにしてるのかと思っていたが、中年男性にとって頭髪の話は極めてデリケートな問題なのだということに当時の私は思い至らなかった。15年ぶりに復活した友情が15分で焼失した瞬間であった。

 It is no use crying over spilt milk..(『膣内に一度こぼれてしまったミルクはどうにもできない』)という英語の諺の通り、一度壊れたものは元に戻らない。私はかつての親友との絆を永遠に失ってしまったかに思えた。
 しかし、それから5年がたった2016年の夏、奇跡が起きたのであった・・・

(続)

(続)