私の名前は天馬ふぇみお、中学二年生の時、クラス対抗リレーにそれぞれチーム名を付けましょうと言われたので『チーム名:クンニリングス』と提案したら担任に理不尽にも却下されたトラウマを持つおませe-ロマン画家である。
 ちなみに中一の時は猫被っていい子ちゃんを演じていて、中二になって急に下ネタキャラ全開で花開いたので、当時の担任から「お前一年の頃と全然変わったわよ!将来ポン引きでもやって働くのかっ(# ゚Д゚)!ええっ!?」と訳の分からない怒鳴られ方をされた。そんな教師からの心無い言葉にもグレることなく、勿論ポン引きになんかなるはずもなく、私は一生懸命勉強して、名門早稲田大学を卒業後、テレクラのフロントのバイトをしたりしながら結果的にチンコ漫画家になった・・・・( ;∀;)。

 さて…私は何の話をするつもりだったのか( ゚д゚)?

 そうだ、登山に行った話であった
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《瑞牆山を舐めまわす》

 ミズガキをしゃぶり尽くしに行こう、と友人O島から誘われた私は快諾した。

 そこは『ク○○○ング』がとても盛んな場所なんだ、と言われたからだ。「ク○○○ング」にあてはまるのは勿論、「ン ニ リ」であろう。

 折しも中東情勢はイスラム教シーア派のイラン・カタールとスンニ派のサウジアラビアが一触即発の緊迫状態であった。イスラム教にはシーア派スンニ派の二つの宗派があるらしく、それぞれ原理主義テロリストたちが醜い争いを繰り拡げている。

 まぁ中東情勢にさしたる興味もなく、無宗教の私にはシーア派もスンニ派もよく分からないが、とりあえず私はクンニ派である
 昔デートに誘った女性を都庁前広場で強引にクンニしようとしたことがあるが、その女性とはその後二度と連絡がつかなくなった。
 そんなクンニ派の中でもかなり原理主義の過激エロリストな私が、クンニツアーに誘われたら断われるはずがなかった。
 にもかかわらず、水牡蠣のように濡れてぐっちょぐちょの二枚貝をクンニ出来るのかと思ったら連れていかれたのは瑞牆山という山梨県にあるしょうもない山だったのであった。

 しかし以外にも渓流アリ、絶壁アリ、パノラマビューアリで瑞牆山の景色は最高で、心が洗われる気分だった。

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 野生の息吹を全身に感じ、子供の頃の純朴な気持ちを取り戻せた気がした。

クンニリングが盛んだ」、などと嘘をつかれ騙されて連れてこられたものの、結果的にはよかったのかもしれない。

 道中のところどころ絶壁があり、鎖が垂れさがったりしてる。

 あれは何なのかとO島に訊いたところ、「この辺はクライミングが盛んでクライマーがよく練習に来るんだよ」とOが答えた。

 なんてことだ・・・「ク○○○ング」の中ににはいる言葉は「ン ニ リ」ではなく「ラ イ ミ」だったのだ。とんだ早漏・・いや早とちりであった。
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 道中の絶壁では↑こんな感じでクライミングしてる人が沢山いた。

 折角なので私もクライマーが設置した手作り梯子を使い絶壁を登ったりしてクライミング気分を少し堪能した。
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 クンニリング
は出来なかったがクライミングはとてもいい気分であった。

 久々の登山はとても疲れたし絶壁を登るのは怖かった。疲れて怖くて辛いのになぜ人は山を目指すのか・・・それはそこに山があるからさ。

 ちなみに、クンニリングとポンデリングは似ているが、実態は全く非なるものである。ポンデリングは甘くて美味しいが、クンニリングはしょっぱくて生臭いのだ。

 それでも何故人はクンニを求め恥丘を目指すのか?・・・そこに穴があるからさε- (´ー`*)

(完)