私の名前は天馬ふぇみお、生涯一緒に生きようと誓い合ったパートナーと今日も、そしてこれからもずっと二人三脚で歩んでいく絆e-ロ漫画家である。あ、二人三脚と書いたがあれは間違いだった。私の生涯のパートナーであるムスコの「ふぇみ太郎」は私の股間に生えてるので正確には二人二脚であった。

  ムスコのふぇみ太郎とは何度か仲違いもあった。
  私が女性のマ○コに挿入したいと思ってるのにふぇみ太郎は何が気に入らないのか固くなってくれなかったことが何度もあった。
 私は私で一時期女装にハマっていたせいでムスコであるふぇみ太郎を手術で切り落としてやろうかと思ったこともあったが、結局男として生きていく道を選び、離縁しないまま今に至っている。

  絆というのは強いようで脆く、そして脆いようで強い。

sakurakizuna
 そして とはどうやらとてつもなくエロいらしい。

  今日は、そんな絆の大切さについて語っていきたい


《単行本と夫婦の絆》
 
 最初に断っておく。
欲求不満の人妻は温泉宿で激しく交尾る (KAIOHSHA COMICS)

↑この物語はフィクションであり実在の人物・団体・事件などとは一切関係ない。

(前回までのあらすじ: 実在のキックボクサー、K・ジャンジラとその嫁をモデルにしたキャラを漫画にがっつり出演させてやった訳だが、エロ漫画の宿命として、ただ夫婦でイチャイチャ、なんて温い展開がゆるされるはずなかった。後半の展開を知ったKはショックを受けるのであった。)


 漫画の中の話とはいえ、自分の嫁(とちょっと名前が似てるだけのヒロイン)が漫画の中で自分以外の男たちからあんなことやこんなことをされてしまった、というのを知ったKは衝撃を受けたようであった。それは中学生の時に「女の股間には穴が3つある」と知った時ですら受けたことのない衝撃であった。

「みの○ん が…俺の み○りん が…大勢の男達にぃ…ウォオオォォ…みの○~んっ!!!
 みの○ん を他の男たちにいいようにされて…ワシはこの後どう嫁と接すりゃええんでっかぁ!?
 もう…ウチラ夫婦は…もう終わりなのかもしれんですたい…」
と涙ながらに叫ぶK。

馬鹿野郎!!!」
そう叫ぶと私は力いっぱいKを殴った。まるでスクールウォーズの山下真司のごとく。

   相手はキックボクシングのチャンピオンであったがそんなことは関係なかった。ダウンを食らったことが殆ど無いKであったが私のへなちょこパンチで簡単に地面に崩れ落ちた。既に心がKOされていたようだった。

「Kさん、アンタにとって夫婦の絆ってのはそんな脆いもんなのかよ!?いつも苦楽をともにし…一度添い遂げたら死が二人を分かつまで互いの手を握り続ける…夫婦の絆ってのはそーいうものじゃないのかよ?」
私も涙を浮かべ叫んだ。

  そこにいたのは、人妻不倫モノばっかり描いてるエロ漫画家ではなく、一人の熱い漢としての天馬ふぇみおであった。

「だって…この漫画の中じゃワシもう死んどるんでしょう!?なら嫁を酷い目に合わせた連中をぶっ飛ばすことも…傷心の嫁を抱きしめてやることも出来んじゃないすかぁ…ワシは一体どーすりゃいいんすかぁっ!?」

私はKの前にある本を差し出した。

欲求不満の人妻は温泉宿で激しく交尾る (KAIOHSHA COMICS)

「そ…それは…全国の書店やアマゾンなんかで絶賛発売中の『欲求不満の人妻は温泉宿ではげしく交尾(ハメ)る』…!?」

Kの目の色が変わった。

「そうです。これは…本日3月6日から全国の書店やアマゾンで発売中の天馬ふぇみおの単行本、『欲求不満の人妻は温泉宿ではげしく交尾(ハメ)る』です。」
私はおもむろに後半のページをKに見せた。


 トラックに跳ねられ死んだと思われていたKであったが、実は昏睡状態で死んではいなかった。
   周囲からはほぼ死んだものとして扱われていたが、妻のみの…いや美登里さんだけはいつか必ず目を覚ますと信じていたのだ。
kazu

 そして物語の最後…妻の献身的な介護と強い愛のおかげか、Kは目を覚ますのであった。
kaz2

「漫画の中の和也さんは、ダンプに跳ねられ2年も昏睡状態にありながらちゃんと目を覚まし自分の足で立ち上がったんです。まるで失神寸前でダウンしながらもで何故か毎回カウント9.8で立ち上がるロッキーのようにね。なのにアンタはなんなんですその体たらくは!?アンタはチャンピオンなんだろ!?立ち上がれよ!!!」

「ワシ…ワシは…死んでなかったんでっか?生きてたんでっか?じゃあ…その後は?目を覚ましたワシは みの…いや美登里とどうなるんでっか?」

私は言葉で答える代わりに本を差し出した。

「この本日発売の天馬ふぇみおの最新単行本、『欲求不満の人妻は温泉宿ではげしく交尾(ハメ)る』の中にその答えは描いてあります。さぁ、受け取ってください」

「く…くれるんでっか?ふぇみお先生…ありがとうございます」
Kは涙ながらに本を受け取った。

私はニッコリと笑って言った
onsen
「裏表紙に書いてあるとおり、定価1100円。税込価格だと1188円になります」


 Kが持ち合わせがないらしかった。私はkの手から本をひったくった。

 そんなわけなのでこの後の展開を知りたければぜひ書店で買ってみていただきたいm(_ _)m

 天馬ふぇみおの最新単行本、『欲求不満の人妻は温泉宿ではげしく交尾(ハメ)る』本日から発売である。


(続)